日中活動の中でも仕事を希望する利用者さんのために、陽では少しずつ内職などの請け負いも始まっています。作業を担当できる利用者さんが少ないので、まだまだ実験的な取り組みに過ぎませんが、今後は作業部門も少しずつ増やしていけるといいなと考えています。先日受注したのは、中央大学総合政策学部客員教授(元・日本政策投資銀行・制作企画部長)の薄井充裕さんの著書「まほろば─都市・地域論集─」(Kプランニング)の個別発送です。貴重な論文がまとめられた大切な本を、一冊ずつ透明袋に入れて梱包し、発送ラベルを貼って郵便ポストに投函するまでの仕事でした。利用者さんと職員が一緒になって、担当させていただきました。薄井様からも「拙書がほんの、それこそ、ほんの少しですがお役に立てたとしたら望外の喜びです!」とのコメントが。お仕事を通じて、こんな立派な方との関係が少しずつ広まっていけるとうれしいですね。